HiHi Jets井上瑞稀くんに逢いたい

井上瑞稀くんの事について書いていない話を

書きます。主の私生活なので井上くんの事を

読みたい方はすみません・・・読まずでお願い

いたします。

 

 

 

 

 

 

 

年末年始の休みが終わり、1月4日から私は

仕事をしていました。

 

休みあけで体調も万全で仕事をして、1月5

日も仕事でした。

 

その1月4日の夜に私の住む地域では雪が降

っていました。

 

ですが、1月5日の朝には道路にある雪もだ

いぶ溶けていて、仕事に向かいました。

 

 

その時、私は3輪のバイクで(正しくはミニカ

ーらしい)食べ物を運ぶ仕事をしていまし

た。

 

 

配達の際、仕事場の上司や同じ配達員の方と

雪は溶けているけど、凍っている所もあるか

ら気をつけていこうなんて話をして配達に向

かいました。

 

 

最初は近場のお店とかも周りにある所を配達

して、だんだん山に近いような所に配達とい

うルートでした。

 

やっぱり山に近いような所は雪の残りもあ

り、雪を避けてゆっくりとバイクを運転して

配達をしました。

 

 

最後、あと3軒という時にやってしまいまし

た・・・

 

配達するそこはきっと大昔は山だったのか

な?という所で、メインの道路から下に少し

くだって、木がたくさんあるような場所の先

にある所でした。

 

 

結構、角度のある道路なので、雪が溶けてい

るのを確認できましたが、怖いのでゆっくり

とバイクを運転しました。

 

 

するともう気がついた時にはバイクが横にな

っていました・・・

 

 

バイクが横になった瞬間、何が起きたのか

わからずで

 

 

えっ!何で横になってるの?

 

 

って頭が真っ白に・・・

 

 

その後、冷静に"私、今、事故にあってる!"

と、判断できました。

 

 

 

横になったまま滑っていくバイクに乗ったま

ま"どうしよう?どうしたらいい?"と、頭は

完全にパニックでした。

 

この時間はきっと1分もなかったんだろうけ

ど、私にはめちゃくちゃ長く感じられて・・・

 

パニックになりつつも、頭だけは絶対に打た

ないようにして、バイクから投げ出されない

ように、しっかりバイクのハンドルをつかみ

ました。(ヘルメットはつけてます)

 

 

それでもズルズルと横になったままで滑って

いくので、きっと"最後"を覚悟したのか、滑

ったまま色んな事がよぎりました。

 

 

大切な家族のことを誰が私のかわりにみてく

れるのか

 

今までの楽しかったこと

 

すごく短い時間だったはずなのに、パッパッ

と思い浮かびました。

 

 

そしてやりたかったこと

 

 

 

井上瑞稀くんに逢いたかったと思いました。

 

 

(嘘だと思えるくらいな考えで自分自身に笑

いました。今でもこの考えが出てきた自分が

信じられないくらいです。この状況でこの考

えが出てきた自分にあとで正直ひきまし

た・・・)

 

 

 

こわい、こわい。やだやだ。と思いながら、

滑っていきながら

 

 

"このままなんて絶対やだ!!"

 

 

右側に倒れたままで滑っているので、右足は

道路とバイクではさまれたままでしたが、最

悪な事にならないのを優先に足は引かずに、

バイクのバランスをとって、ハンドルを持ち

続けました。

 

 

5メートルくらい横に滑ってようやくバイク

は止まりました。

 

 

ハーッと息をはいて

"あぁ・・・生きてる・・・意識ある。疲れた・・・"

 

 

めちゃくちゃ頭が疲れて、大変な状態なのに

なぜかその場で寝てしまいたくなりまし

た・・・

 

 

このまま寝ちゃいたい・・・なんて思ってた

ら、次はめちゃくちゃ右肩に激痛がはしりま

した。

 

 

痛っ!肩はずれた?折れた?と思いながら、

バイクとともに倒れたままでいると、近所の

方が心配して声をかけてくださいました。

 

 

メインの道路ではないものの、生活道路のた

め、車に乗った方が降りてきてくれました。

 

 

救急車呼ぶ?と聞かれて、冷静にこの状態を

みて救急車を呼ぶような事をしてしまった!

と目が冴えました。

 

 

私は人になるべく迷惑をかけないように日々

気をつけて生きているので、その時は肩の痛

みより、その声をかけてくださった方に迷惑

をかけないように、ひたすら"大丈夫です"を

繰り返して言いました。

 

 

私の大丈夫です!が多くてその方も、心配そ

うな顔をしつつ、道路の真ん中でバイクが倒

れているから、じゃあバイクをおこしてあげ

ると言ってくれました。

 

ですが、もちろんそんな迷惑と、もしその方

がバイクおこしてケガをさせてはいけないの

で、また大丈夫です!を繰り返して自分でバ

イクをおこそうとしました。

 

ですが、このバイクめちゃくちゃ重いし、道

路も坂なので、何より右手に力がまったく入

らなくて・・・

 

左手でバイクをズルズルとすべらせて、車を

通れるようにしました。

 

心配かけないように思いっきり笑顔でその親

切な方に手を振りました。

 

その後、何人もの方達に心配されて声をかけ

ていただきました。

 

申し訳ないと思いつつ、人の優しさを感じま

した。

 

 

続く~